昼下がり、同居猫のメイがまわりの猫を威嚇しつつ、ベランダから部屋に入ってくる。口元に未だ生きているかの様子のすずめ。「どっかに隠されたらおそろしいことに」と思ってじっと眺めていると、私の部屋に入る。獲物の動きがなくなってから、ばりぼりと食べはじめ、きれいに平らげる。床に残るは若干の骨のかけら。恐ろしいものを見た。