すーちゃん益田ミリ)』
たわいない日常のなかでの、小さなできごとと感情のゆれ。すーちゃんやまいちゃんの感じ方や感情の扱い方に、ふわっと共感する。

違う誰かのようになりたいなりたいと思わなくなったのは
いい気分だ
日記もつづかなかったけど
フグも食べたことないけど
あたしでいい
あたしでいいってゆうか
あたしも悪くない感じ
(P.126)

いい年になった自分にとって、味わい深い本。