『トイレット・コミュニケーションのすすめ−母と子のチャレンジ−(財団法人幼児開発協会企画室)』
現在絶版らしく、Kさんが図書館で借りてきたのを読む。0歳のうちから、コミュニケーションとしてのトイレのかかわりをやってみようという試み。たくさんの母親と子どもの取り組みが紹介される。乳児が出すサインをかかわる大人が読み取ることは可能であり、もしできないとすればそれは子育てのゆとりが減じているのだ、と思えた。ちとググってみて、今日ではEC(エリミネーション・コミュニケーション)とも言われていることも知った。発行が1992年であり『“子育て法”革命―親の主体性をとりもどす (中公新書)(品田知美)』でいうところの「1980年代の子育て法の大転換」と合わせて考えると興味深い。