NNNドキュメント'14『反骨のドキュメンタリスト』☆☆☆☆☆

録画していたのを見る。以下、番組HPより。

反骨のドキュメンタリスト 大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃
制作=日本テレビ
2013年1月、大島渚監督が逝った。「大島渚は不器用で、反国家むきだしにして体を張って闘っていた」そんな大島の魂がこめられたドキュメンタリーが、日本テレビに遺されている。『忘れられた皇軍』(1963年放送) 日本軍属として戦傷を負い、戦後、韓国籍となった旧日本軍の兵士たち。片腕と両眼を失った白衣の傷痍軍人が何の補償も受けられぬまま、街頭で募金を集める…大島は一体何を訴えようとしたのか?当時の制作スタッフや妻・小山明子の証言からひもとき、テレビと映画2つのフィールドで活躍する是枝裕和監督や同時代を生きたジャーナリスト田原総一朗と共に考える。50年を経た今、大島の映像は少しも古びることなく、見る者を激しく揺さぶる。テレビを考え抜いた映画監督、大島の遺言とは?

むせかえるような映像。クローズアップされる人間の迫力。大島渚の怒りが伝わる。すごいものを見た。