もう風も吹かない

人が人を助けることについてのやりとりが、自分が大学生のときに考えていたことと重なって、苦い。
設定のいくつかに、自分が無意識に前提している現実の脆さ、危うさを自覚させられる。
この脚本が10年前に書かれていることに、芸術家の想像力のすごさを感じる。
見に行ってよかった。